マンローランド・シートフェッドの株主、投資回収
ラングレーの印刷投資は非常に健全で活力にあふれている

ラングレー・ホールディングスPLCは4年前にマンローランドAGの枚葉部門を傘下に加えたが、最新の収支報告書によると、マンローランド・シートフェッドへの投資を回収したということだ。
会長コメントの中で、トニー・ラングレーは、「2015年度末には、グループの現金持高が過去に想定されていたレベルを越え、かつてないレベルに至った」と述べている。ラングレー・ホールディングスは、その事業と固定資産に対し、2012年2月、85百万ユーロを支払った。
なぜそのようなことができたのか?マンローランドはこの4年間たいへん良い業績を上げたが、とはいえ、2012年2月当時、トニー・ラングレーの、管財人であったヴォルフガング・シュネイダーとの取引交渉が上手かったことも一つの要因であろう。
基本的にラングレーは枚葉部門の資産、つまり、不動産、工場、機械、在庫、仕掛品、債務、そして世界40ヵ国の子会社をすべて買い上げた。そして新生マンローランド・シートフェッドGmbHは事業を開始したが、余分な不動産や工場を売りに出し、ビジネスを1か所に集中した。そして毎年利益を積み上げた結果、投資を回収できたのだ。
マンローランドは何百万ユーロもかけて次世代印刷機ROLAND700 EVOLUTIONを開発したにも関わらず、健全な事業展開をし続けており、研修生のトレーニングにも力をいれている。
ラングレーは事業の収支計算を正しく完了し、マンローランド・シートフェッドもその親会社であるラングレー・ホールディングスも、どちらも間違いなく健康で活力あふれる経営状態にある。他の事業部に比べて群を抜いているわけではないが、マンローランドはラングレー・ホールディングスの税引前利益の10%を占め、グループ全体の売上を106.7百万ユーロに押し上げている。ラングレーは「この事業部の成績には非常に満足している」と述べた。
また、2014年11月に買収した、印刷化学薬品メーカーのドルック・シェミー社についても、ラングレーの1事業部門としての最初の1年間を「満足のいくものだった」と述べた。
では、将来はどうなのだろう?マンローランドの経営を立て直した今、ラングレーはこの投資を売却するのか?あり得ない。ラングレーは過去20年間、立て直した会社は一つも手放していない。またその必要性も感じていない。ラングレー・グループは無借金経営で、2015年12月31日現在330百万ユーロの現金を保持しているのだ。ラングレー自身ももちろん資金がないわけではない。今年、世界の富豪No.1577でフォーブスリストにエントリーし、個人資産は13億ユーロと見積もられており、二人の息子たちもすでに事業に参加し、次世代を見据えている。ラングレーは今後長きに渡り、印刷産業の一旦を担うことになるだろう。
ラングレー・ホールディングスPLCの2015年度版年次報告書はこちら
フォーブスの記事「億万長者への長い道のり:トニー・ラングレー40年の軌跡」はこちら

トニー・ラングレー、印刷産業への投資に「非常に満足」
About Langley Holdings plc
Langley Holdings plc is a diverse, privately owned engineering and industrial group based in the UK with principal operating divisions located in Germany and France and more than 80 subsidiaries worldwide. The group's companies produce equipment ranging from electrical systems for data centres, machinery for cement and steel plants to food packaging lines, automotive welding equipment and printing presses. The group was founded in 1975 by the current chairman, Tony Langley, and currently employs around 4,300 people worldwide.
About Manroland Sheetfed
Manroland Sheetfed GmbH is a leading German producer of sheetfed offset litho printing presses. Founded in 1871, the company is one of the oldest producers of printing presses in the world. Today the company has its own subsidiaries in over 40 countries and is a global watchword for supreme quality and reliability. Manroland Sheetfed GmbH is a wholly owned subsidiary of the privately owned UK engineering group, Langley Holdings plc.