株式会社真興社、新台導入に手ごたえ

ROLAND708ダイレクトドライブ型EVOLUTIONを東京都内の工場に導入

株式会社真興社は導入後すぐにこの新規投資の効果を実感しました。

R700ダイレクトドライブ型8色機がフル稼働するようになると、作業効率が飛躍的に高まりました。経過は好調で、福田社長は満足しています。

「だからといって、特別驚くにはあたりません。マンローランドのテクノロジーが、印刷品質、安定性、作業時間の短縮を保証しているのですから。」と福田社長は述べています。

1919年に設立された真興社は、主に科学および医療関係書籍、定期刊行物、辞書などに特化した出版印刷を手掛ける会社として、業界で100年以上の歴史があり、印刷物は常に安定した高品質が求められます。同社は、2009年CIPPIアワード(CIP4国際印刷製造革新賞)の二つの部門で受賞しました。「プロセス自動化技術を最も革新的に活用した事例部門」と「最優秀プロセス自動化の導入事例-アジア・パシフィック地域」です。CIPPIアワードは毎年、申請者を対象に、3つの部門と4つの地域において最も優れたJDF導入を行った印刷会社、出版社、プリプレスサービス会社に対して授与されるものです。

真興社では、どのようにして印刷準備時間を短縮しながらも、優れた印刷品質と高い安定性を維持できたのでしょうか。「わが社は100年を超える経験の中で、印刷技術の進歩が鍵だと学びました」と福田社長は言います。

福田社長によれば、マンローランドは40年以上にわたるパートナーであり、同社の安定した成長に欠かせない役割を果たしてきたということです。マンローランド社とのつきあいは、1978年、最初のローランド機を導入したときから始まりました。以来、市場の動向を見ながら、渋谷区代官山の工場にローランド機を増設してきました。

このたびの新台はROLAND708ダイレクトドライブで、インラインカラーパイロットやインテグレーションパイロット2.0など、多くの自動化機能が搭載されています。これによって生産効率よく、高度に安定した確かな印刷品質を実現します。

ダイレクトドライブ技術

直接駆動の版胴により同時版交換が可能となり、従来の枚葉オフセット印刷機と比較して、準備時間を最大6割削減できます。

インラインカラーパイロット

自動色調整システムで、印刷中オペレーターが濃度値を一定に保つのに役立ちます。12秒で濃度を計測し、2秒で色調整し、生産中にインキ濃度を自動的に計測および管理します。それにより印刷品質と生産性が向上し、ヤレ紙が削減でき、環境保護の観点からも効果的です。

インテグレーションパイロット2.0

インテグレーションパイロット2.0を導入したことで、機械のスケジューリングやジョブの準備を、オフィスに居ながらにして遠隔操作で一元管理できるようになります。さらに、この印刷機ではCIP3またはJDFによって、工場のワークフローを最適化できます。その結果として、印刷過程でのエラーが初期段階で特定され、排除されます。さらに色合わせを自動化することによって準備時間が最大25%削減でき、ヤレ紙が最大25%削減できます。このように、ジョブの時間短縮

「インテグレーションパイロット2.0のおかげで、3台の印刷機をネットワーク化できました。自動化、可視化、遠隔操作、この3つにより、20年来の私の夢が実現したのです」と福田社長は締めくくりました。

創立100周年を祝し、マンローランドシートフェッド社より送られた記念プレートと福田社長

マンローランド・シートフェッドについて

Manroland Sheetfed GmbHはドイツの枚葉オフセット印刷機メーカーです。1871年に設立され、印刷機メーカーとして世界で最も長い歴史を持っています。現在40か国以上に子会社を有し、優れた印刷品質と信頼性の代名詞となっています。Manroland Sheetfed GmbHは英国のエンジニアリンググループ、Langley Holdings plcの一部門となっています。